気になる142 ◆メキシカン・ポップアカペラ : Los Saviñón◆


タコス、テキーラ、サボテン、メスチーソの国メキシコ。
先住民インディオの文化とスペイン系白人 (ラテン) の文化が融合した、特異なモザイク文化。
気になるアカペラバンド特集の第142弾は、
そんなメキシコ合衆国から あかぺら村 初登場の若手!
首都メキシコシティの男6声 Pop/Latin アカペラグループ 「Los Saviñón」 だ!
「Callar」
[ラテン・アメリカの人気ポップソングをアカペラで!]
2013年結成? 彼らが歌うのは、メキシコや南米の歌手の新旧のヒットソング☆
スペイン語の響きも相まって、軽やかで爽やかなポップ・ハーモニーが心地良いです!
メキシコのコンテンポラリーアカペラでここまでの人気が出たグループは、私が知る限り初めてでしょうか? YouTube の再生回数も多く、現地のテレビ番組にも出演しました。ただ、残念なことに昨年2017年7月に活動を休止したようです?
「Hasta la raíz」 1st EP アルバム収録曲。
[EP アルバム 2 作]
彼らはこれまでに EP アルバムを2枚リリースしている。
現地メキシコのヒットソングのアカペラカバーたち! 以下試聴してみよう!
『Pop a Cappella』 (2016年6月リリース) 全4曲。
オススメ度: ★★★★☆ (4/5)
Pop なスペイン語のヒット曲がスルッと心地良い。ただややアレンジが単調でパワー不足か。
→試聴@iTunes
→試聴@Amazon.co.jp
『Pop a Cappella 2』 (2017年2月リリース) 全5曲。
オススメ度: ★★★★★ (4.5/5)
前作よりもハーモニーのバランス・ダイナミクス、アレンジの面白さ、アルバム全体の流れ良し!
→試聴@iTunes
→試聴@Amazon.co.jp
[彼らのヒット作! Medley de Disney a Cappella]
女性歌手をゲストにディズニーメドレー!
(ゲストの女性歌手: ①Romina Marroquín、②Susana Zabaleta、③Analy、④Carmen Sarahí、⑤Tatiana。)
[メキシコの音楽、特にポピュラーな民族音楽について]
メキシコの文化的アイデンティティを形成するメキシコ国民音楽として、主に ①「ランチェラ」 と ②「ノルテーニャ」 が挙げられる。
このうち ①「ランチェラ」 はやや古いイメージがあるが国民的な現代大衆音楽であり、トランペット、ヴァイオリン、ギター (ビウエラ、ギタロン)、アルパといった楽器で構成された "マリアッチ" とよばれる音楽形態で演奏される。このマリアッチによるサウンドには、このランチェラの他に "ソン"、"ハラベ"、"コリード" といった伝統的なものもある。
一方、現代メキシコでよりポピュラー音楽のひとつである ②「ノルテーニャ」 は、アコーディオンを用いたアメリカン・カウボーイ的な音楽だ。
[Los Saviñón メンバー]
Esván Lemus、Jerry Velázquez、David Pineda、Vince Miranda、José Ahued、Jordi Ramos。
【試聴@Spotify】
https://open.spotify.com/artist/7rRoSwenQ3vFHYbynnb4Jj
【試聴@SoundCloud】
https://soundcloud.com/los-savi-on
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